アダルトビデオ女優(AV女優)が儲かる時代はもうとっくに終わったと言っていいだろうなー
もちろん その業界 AV女優を扱うプロダクションもそうだ
しばらくはまだ知っている後輩連中が業界を一生懸命やっていたから あまり口には出さなかったが
もう知っている人も業界にほとんどいない だから正直言って
儲からない
俺はもう17年位前に芸能界を引退したんだが
俺がAV業界に関わるまでと 関わってどんな活動をしていたかを投稿する
長いから3つに分けた
第1期(若い俺でも高収入)
若い時21歳位?の頃(28年前) まずは広告 ファッションモデルエージェンシーの営業から始め たまたま飛び込営業した所がエッチな本とアダルトビデオの制作会社だった(^_^;)
そこで飛び込み営業をして来た小僧(俺)を丁重に扱ってくれて
俺はこう思った
なんてこの会社は俺に親切なんだろう なーんて思った
そこで話されたことが ヌードの写真集とアダルトビデオに出てくれる人いませんか? って内容(笑)
もちろん自分の会社のモデルさんにそんな事出来るモデルがいるわけない
そんな事会社に戻って言ったら
顔全体がサイボーグのように整形された元モデルの女社長に怒鳴られそうだし(笑)
で 元々遊び人だった俺には若い風俗嬢とかのお友達が沢山いた
そんでもって 一番親しい女性が 全国No1と言われていた ソープ嬢だったんだ
その会社はそんな事をしているから 風俗の本も会社内に置いてあったから
「あっ あそこの本見せてもらえますか?」と風俗の本を見せてもらった
俺の親しい女性 当然載っていた(笑)
「あ この子なら全然OKですよ 話しましょうか?」って事になって
その会社の人も上司呼んできちゃったりして 「お願いします!」なんて言われちゃって・・・
で俺 すぐその女に話した
俺:「そんなさぁ 風俗の本に金ももらわず裸晒してるんだったら ギャラ貰って晒せば?」
なーんて偉そうに言ってみた
そしたら
女:「うん いいよ」って事になって
俺:「俺にそのギャラ 営業手数料で幾らかくれよな」
って話して 成立(^○^)
その女性 いつも俺に金を小遣って言って金出すんだけど なんか 紐?みたいだからいつも拒否していたんだが・・
まぁ 俺も若かったから 本当の意味で金の価値 分かんなかったからだろうな~
今思うと かっこつけてたっていうか 世間知らずって言うか・・貰ってればよかったぜ(^_^;)
でも この仕事の事なら貰うというか ビジネスをして手数料を貰う これは当然と思って お金を得る事に抵抗は無かった
そこからが俺の 当時あまり人に言えないご職業の始まりだった(笑)
そしてモデルエージェンシーは自己都合で退社した 食っていけそうと判断したからだ
第2期(如何わしい業界に飛び込んだ俺)
当時は そのようなプロダクションは存在をしていなかった あったと言えば 当時の日活ポルノに女優を
出していたプロダクションが 俺の知っているだけで2~3社程度 そこの会社の社長もご年配の方 でアッチ系だったかな?(笑)
だから出演をしていた女優さんたちも おそらくいろんな筋から集まった 借金で首が回らなくなった人や チンピラの紐 または薬中みたいな人ばっかりだった(^_^;)
俺にも元モデルエージェンシーのマネージャーとしてのプライドがあったから
思いっきりその職業を表に出す事はしなかった・・・
モデルエージェンシー時代 当時の最高地位 ●ネボウ水着キャンペーンガールとかも発掘とか携わっていたからな~ あの若さで優秀だったんだ 俺(自慢)
始めた当初 AV女優のギャラだが 1本100万円~300万円(単体) 企画物という言葉は当時業界には無かった
月の上旬 下旬と2回発売されていたので月2回の撮影が出来た
割と良い子の場合 合計で そのペースで30本位は撮影が可能だった
女優と折半であっても 女優は月2本撮影が出来るから 100万~300万はビデオの出演料で稼げたって事だな
それと 雑誌のグラビアも月 数回撮影がある 当時 だいたい8万~15万 売れてくると月5本は入った
そんな事をしながら仕事をしていくうちに どんどん女優さんが増え 俺もその業界で存在感が出てきて
徐々にギャラもアップしていったんだが・・・
そして いろいろ壁にもぶち当たり その解決策を模索するようになった
第3期(出来るんじゃないか と思い始めた俺)
ある時 うちのAVやってた女優 深夜の番組だが 普通のタレント扱いでレギュラーが決まった!
そのプロデューサーもディレクター もちろん彼女がAVをしている事は承知の上だ
レギュラーと絡んでショートコントしたり いろいろ・・・ 俺はまずびっくりした もちろん
芸名も変える事も無く ちゃんとしたタレント扱いだ
その後 その女性また凄いのが決まった
これは何かの間違えか
CXの番組の編成時期の2~3時間の3話オムニバスドラマの
1話の主役としてCXのゴールデンに出演が決まった(笑)
これ何かの間違えかぁ?って思ったんだが 確かに出た(笑)
そのドラマは当時旬であった女優が出ている
1話の主役 山口智子
2話の主役 国生小百合
3話の主役が俺んところのAV女優?w
ストーリーの中で別に水着も無ければ もちろんベットシーンやキスシーンだってなかった
女優扱い(笑) あれにはビックリした
そこでこう思ったんだ やってみるもんだな 出来るんじゃないかひょっとして・・・・
って アダルトビデオに出演をしている人でもタレントとして出来るかもって・・
で もう一つの可能性 タレントになれば 出演料だってアダルトビデオで大幅にアップする事が出来るんじゃないかと思い始めた
アダルトビデオ女優とは アダルトビデオをメインに活動する女優
女優とは(当時のはやり言葉 マルチタレント) 女優でありながらいろんなジャンルへ出演をする女優 その出演作に成人向けビデオがある事もある と勝手に思い込むようにした
俺はこう考えた
いつか このタレントAは マルチな活動をするタレント このタレントは 成人向けの作品であっても ギャラしだいでは 出演をする と言った AV女優では無いマルチな事をするタレントを作ろうと思い始めたのだ
そう思わせたのは当時 テレビにもよく出演をしていた 元々NHKドラマに出演をしていたタレントがAVに出演をしたという事で話題になった 桜●ル●
その女性はいつもテレビに出た時 登場前にこう言われていた
「今日のゲスト AV業界から来てくれました!●●ル●嬢~~ 拍手ー!」って
俺 これを観ると ちょっと不愉快な気分だった 結局 テレビに出ても 「AV界」とか「●●嬢」というのがくっ付いてきてしまう まぁ その女性もその時 それがメインのお仕事だったから 言われても仕方ないんだが・・・・
俺は そこをどうにかしたい って思っていた
第4期(作戦開始!ギャラ大幅アップも成功)
前に書いた 番組レギュラーや特番ドラマに出たうちの女性Gが ある女性を俺に紹介をして来た
その女性Gは 独立をしようと思っていたらしく 1年前からその女性をスカウトしていたようだ
その女性はGのスカウトは断り続けていたようだが あるひGが1年前からそのスカウトをしていた
女性に電話をしたらしい
その女性の心境は変わっていたようだ
「実は私 借金も有り お金も必要だったんでSMビデオに出る事にしたんです それで胸の豊胸手術を先日したんで治るのをまってる所なんです」って言ったらしい(^_^;)
そこで Gは「待った!」って事で その女性に会いに行った
どうやらそのSMビデオ ギャラ2~30万ギャラの裏ビデオだったらしいが・・・(^_^;)
そこで Gはその女性を説得して俺に合わせてきた
事情は理解した で その女性は俺の中で「売れる」と確信を得た
前金でギャラ200万を渡してあげる条件で 俺のところに所属する事が決まった
その女性 最初Gから見せてもらった写真が 飯島直子にそっくりな顔をした女性 そして その女性
「愛」って呼ばれている子だったんで 名前を「飯島 愛」とつける事にした
ここから 俺の作戦が開始されたのだ
この飯島愛と俺との今後の約束として 金 を稼がせる という絶対の約束をした それと SM裏ビデオに出ようとしていたこの女性 そこまで腹座ってるんだったら 言う事も特に無い
俺:「今後テレビにも出てもらうから」って言ったら
飯島:「テレビって安いんですよね?」って言い返す(笑)
俺:「金安いけど 損して元とれって あるでしょ?それだよ それ テレビ沢山でると後でビデオギャラ多くなるぜ それに扱いもAV女優って言葉は絶対に出演中放送させないようにするから 価値下げないようにやるから任せなさい」 って俺言った
飯島:「じゃぁやります!でも私なんか出れるかな~」
俺:「任せなさい」で 話は終了(笑)
世の中では テレビ東京の「ギルガメッシュナイト」が彼女のテレビ初出演だと思っているようだが それは違う
その前に 日テレ深夜「EXテレビ」CM前のキューカットガール(水着)を数回出演させていた
そしてその頃既に ビデオの撮影のスケジュールは決めていて 手形を無理やり各メーカーから集め 現金化し10本というビデオを2~3ヶ月で撮影をしていた
そう飯島愛は約2ヶ月(10本)で1000万まず稼いだ ビデオ以外にもグラビアギャラもあった
第5期(何をやっても儲かった数年)
次は契約更新だ その頃はもうテレビにも出始め引っ張りだこだった飯島愛は
11本目~20本までを1本700万となり グラビアギャラも30万~50万となっていた
そう彼女の一カ月2本撮影をするギャラだけで700万 グラビアも含め 約一千万円
当時売れっ子だった飯島はこちらのわがままで パッケージ撮影1日ビデオ撮影1日 2本撮るわけだから 月4日拘束 その他のスケジュールは全てテレビ 取材 グラビア という事になる
その時既に ビデオギャラ以外に 数百万となっていた
3回目のビデオ契約更新では 1本1000万+ペイライン超えをした時点から1本に付ロイヤリティ報酬の契約をした
ハリウッド映画でも人気俳優が使っている契約方法を提案した
「グロスパティシペーション方式」
当然 ビデオメーカーのおっさん達にこんな言葉言っても知るわけもない(笑)
説明に苦労したが納得をしてもらった
例えば ある映画の主演がシュワルツネッガーだとして
この映画は上映されるだけで シュワちゃんファンは シュワちゃんが出ているから
とりあえず面白うだろうって事でシュワちゃん効果でまずまずの劇場収入で売上が出てしまう
そう シュワちゃんが出ているって言うだけで劇場公開してすぐ総製作費分が劇場利益で埋まってしまう という事
その後はどんどん売りあがるんだが その効果は やはりシュワちゃんの人気という事で 劇場利益以外にレンタルビデオなんかの売り上げもどんどんシュワちゃんにロイヤリティとして入ってくる
これと同じ事を飯島愛で行った アダルトビデオなんてーのは 誰が出ている それだけで売上が上下する 特に飯島愛の場合は それ以外何物でもない
その効果を高めるために どんどんテレビに出し テレビで アダルトビデオに出演をしている事を伏せ この口コミで広がる効果を狙った
翌日 学校や会社で 「昨夜テレビに出ていた あの飯島愛って 実はAV出てるらしいぜ」って事をねらった
よくビデオメーカーには ビデオ専門の業界紙に広告を入れないでくれ と言っていた なぜかというと メーカーさんはビデオを売る為に業界専門誌に数十万~数百万広告を打つんだが あれだけ毎日テレビに出て 飯島愛 が宣伝されているのに広告なんてナンセンス そんな広告費があるなら ギャラに追加してくれ(笑)
広告に出なくても売れるよう せっかくテレビに出演させて名前売っててたんだから(笑)
そしてある日のこと 今までで一番効率の良い高収入の打診が来た
それは一本の電話 電通からパチンコ台の中のディスプレイに出てくる映像を飯島で行いたい それを
メーカーさんに提案をしたいって事らしい
最初は金額が合わず俺は「ノー」
その後数回電話があり2~3回は「ノー」
で 最後 条件が良くなってきた それは タイプAその後B タイプAは1台に付1000円4万台保障
タイプBは1台900円で4万代保障
これで契約成立! そう 保障だけで7600万円!
俺は会社のデスクに付ながら 電話でノーを繰り返す事2~3回 そして うちの会社に電通の担当さん パチンコメーカーの重役3~4人来られて 飯島も呼びご挨拶
そして 撮影日 スタジオで1日
このわずかな能力で 確かあの時はロイヤリティ追加分もあったから合計1億数千万円入ってきた覚えがある
これは今までやってきた仕事の中でローリスクハイリターンの最高記録だ(笑)
これが俺が経験してきたAV業界
しかし この数年であまりにもメーカーの力が付きすぎていて もうプロダクションさんたちは
メーカーの言う事に従うしかないようだ その結果 出演料の価格さえも下がって
もう最近では聞くところによれば
なんでやってるんだ?そんな仕事・・・ と聞きたくなるほどの数字・・・・
よくこんなんでやってられるな と思ってしまうほどだった
高リスクハイリターン では無く 高リスクLowリターンって感じだよな
とくに女性からしてみたら・・・・・
今なんて 俺がやっていた頃に比べれば 凄い女性の質も上がっているのに・・・
あの時代にこんな女性がいたら・・・・ ムフフ状態なのに って俺は思ってしまう
まぁ 時代の流れだからしょうがないんだろうな~
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